「まんまる」とは
御挨拶
私は、地域包括支援センターにおける仕事や、介護・地域活動などの講師を通して、様々な人との出会いがありました。そこでは、参加者や団体が抱える高齢社会における課題に触れる機会が多々あり「私にできることは何だろう?」と考えるようになりました。そんな時は、仲間とそれらの課題についての話を繰り返ししてまいりました。その仲間とのやり取りから、この「一般社団法人まんまる」(以下:まんまる)の活動が生まれました。今は小さな“まる”ですが、これから少しずつ大きな“まる”にしていくように努めて参ります。そして、様々な“まる”があちこちに出来上がっていくことを目指したいと思います。
すべての出会いに感謝します。
そして、「まんまる」をどうぞよろしくお願い申し上げます。
2023年4月24日
一般社団法人まんまる
代表理事 松浦まり子
「まんまる」が目指す3つのこと
1.各会員が高齢社会の課題を自分事としてとらえ、周りの人や社会の役に立つような活動を目指します
2.活動する私たち自身が包摂的なチームを作り、ひとりひとりの能力や経験、考え方を認め尊重しあい、力を活かす活動を目指します
3.行政、地域、企業団体と交流の機会を持ち課題を共有し、私たちができる「あったらいいな」をみつけ
活動します
「まんまる」の活動目的
「一般社団法人まんまる」は、団体や地域の住民に対して、超高齢社会においての対応力、適応力の向上を図る活動を通して、各年齢層が共生し各人の力を活用できるインクルーシブなネットワークの構築を目指します。
インクルーシブとは
インクルーシブとは、「包み込むような/包摂的な」という意味です。
認知症になっても、加齢に伴う変化が来ても、元気な人もそうでない人も、各々の能力・経験・考え方が認められて、その力を活かすことができている状態を目指します。
「まんまる」で、できる事: 「共に考え、共に活動いたしましょう」
1.教育の場の創出
①企業・団体様に、高齢市場における円滑な接遇を行うための必要な知識とスキル習得をお手伝いします
②家族介護に必要な知識技術制度についてのお教えします
③高齢社会に適した生活を送れるようなAIGINGの知識を子供~高齢者すべての方にお伝えします
④会社や団体で認知症の方の対応にお困り方に対応方法について学びの場を提供します
2.地域作りのお手伝い
・高齢社会において、心配な事について一緒に考え、「あったらいいな」をともに作り出すお手伝いをします
3.豊かな生活のためのお手伝い
・人生100年時代を踏まえ、豊かなセカンドステージを豊かに暮らすための活動や仲間作りのお手伝いをします
「まんまる」には、メンバーに強みがあります
30代~60代の家族介護経験者、子育て世代など、幅広い年齢層が参加しています。医療介護の有資格者、大学准教授、元地域包括支援センター職員、元教員、元行政職員をはじめ、元一般事務職員、現役会社員など、様々が異なる経験を積んでいます。
このようなメンバーひとりひとりの持つ力を活かし、さらには、メンバーひとりひとりのネットワークを生かした活動をして参ります。